2015年3月まで改装中の町田市民ホール リニューアルオープン記念は、桂文枝独演会。

桂文枝
昨年12月、原宿の裏道にパイプ椅子を並べてひっそりと開催されたアマチュア演芸会を拝見いたしまして。アマチュアの芸を見慣れていないもので漫談やら音楽芸やらは何ともいたたまれない気持ちになり、講談は眠気を誘われて物語がまったく頭に入ってこないという有様。

しかし、落語は意外とよかった。大義のない衆院選の前日ということで、明治通にこだまする「原発反対」のシュプレヒコールが区民会館の薄い壁を突き破って届いておりましたが、出囃子が鳴って演者が紅い毛氈の高座にあがれば、空気がぴりっと引き締まるのですよ。だからアマチュアの落語でも物語の世界に入っていける。あれは演者ではなく、落語の力なんでしょうな(次はお金を払ってプロの芸をみせてもらうよ、ゆむ村くん)。


というわけで、この頃はiPhoneを枕元におき、YouTubeで集めた落語を聴いております。漫才やコントとは違い、映像を見なくても楽しめるので、ラジオでいい番組がない夜は落語。お気に入りは立川志の輔。張った時の声が大好きだったいかりや長介に似ているのがその理由。尺が長いものが多いので聴きながら眠りたい夜には最適ですな。聴いているうちに生の高座を観たくなって調べてみると、「志の輔らくご in PARCO 2015」が2月5日まで開催されていますが、残念ながらすでにチケットは完売……僕が数日で気に入るくらいだから、熱狂的なファンがたくさんいるのでしょうね。

で、桂文枝です。志の輔がだめなら……と他の落語会を探そうとした時、まっさきに浮かんだのがこの方。その時はどういうわけか検索にヒットしなかったのですが、先週の金曜日、駅前の交番の前を通りかかると掲示板に独演会のポスターが。しかも、自宅からほど近い町田市民センターのリニューアルオープン記念。行かねばなりますまい。1月3日にWOWOWで放映された「博多・天神落語まつり」を観て、顔と名前を憶えた春風亭昇太と柳家喬太郎の二人会も同じ場所で4月に開催されるのでちょっと迷いましたが、4月5日が楽しみです。

町田市民ホール リニューアルオープン記念 桂文枝独演会