あめのまちだ。

晴れわたった空や幻想的な夕焼けを見ると誰に見せるわけでもないのにスマホで撮影する人がいるように、僕は雨が降ると傘で彩られた街の景色を撮りたいという衝動に駆られます。あくまでも趣味のひとつですけどね。ことしの梅雨は長雨の日が多いので、出不精な僕でも街で雨の写真を撮る機会が増えています。気ままに撮ったなかから、町田らしいショットを集めてみました(撮影はすべて「SONY Cyber shot DSC-WX350」です)。

小田急線町田駅の東側、「円形Mac」と「ABCマート」を結ぶ通りはアスファルトの粒が細かく、雨が降ると路面が鏡のようになります。「カラオケ館」のブルーをはじめ、メリハリの効いたサインが多いので町田の繁華街で卑猥な感じを出すならここです。コンビニで売っているような透明のビニール傘をやり過ごしながらしばらくまっていると、差し色には最適な色の傘をさした女性が急ぎ足で通り過ぎていきました。目に留まる色の傘を使っているのは女性の方が圧倒的に多いので、写真も必然的に女性中心になりますね。

これも同じ場所です。適度に勾配があるので、手前をあけるだけでそれなりに雰囲気のある写真になります。ちなみにこれを反対側から撮影すると、瑛太×松田龍平のドラマ「まほろ駅前番外地」(2013年・テレビ東京系)のオープニングショットになります。

あめのまちだ2015_JR町田駅

JR町田駅のターミナル改札を出たところ。いつだったか、ここで友達に「渋谷まで来てしまったのかと一瞬思わんかった?」と聞いたら「それはない」と即座に否定されましたが、フレーミングによってはそう見えなくもない場所です。相合い傘を待っていたら、母娘らしき二人が。

ファッションビル「町田モディ」前のデッキです。色とりどりの傘が連なるイメージがあったのですが、雨の日は屋根のあるマルイ側のデッキを歩く人が多いので、ひとつの傘に絞って撮影。いろんなバリエーション撮れましたが、ここも赤で。いつも柵に掲げられていたイベント告知の横断幕が撤去されていたので静かな写真になりました。

JR町田駅南口に隣接する「ヨドバシカメラマルチメディア町田」の南側を流れる境川の橋梁。奥は小田急小田原線です。この橋を渡って左に入るとラブホテル街。雨足が強くなったところで小田急線の電車が停まり、黒い傘の男性が橋の上に。スーツ姿ならなお良かったのですが、大きなサイズの黒い傘をしっかりと立てて差してくれていたのでいい絵になりました。

同じ場所です。「au」と「ヨドバシ」のサインを入れるために引いてみました。下にフレーミングして、濁流と化した境川を入れてもよかったな……と思います。土砂降りだったので気持ちに余裕がなかったのでしょう。

小田急線町田駅北口からほど近い駐輪場から見下ろした「西友」「ラウンドワン」界隈。暗い、というイメージはまるでない町田の夜ですが、こうして撮影してみるとそれほど明るくもないのかなと…。もっとも、渋谷や新宿は別格ですけどね。大阪から荷物が届くまでの間、この大きな駐車場に車を停めて眠ったのも、ちょうど梅雨の時期。あれから15年が経ちました。

上の写真を撮影した駐輪場がこちら。自転車がそれなりに入っていればどうということはないのですが、朝から雨が降り続き、利用者がいない日の夜はこうなります。エマージェンシー的な緊迫感がありますね……。

次回は、隣の駅なのにいつも通過するだけのJR成瀬駅、もしくは小田急線玉川学園駅周辺の「雨の風景」を撮ってアップしたいと思います。

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