【ちょっとレビュー】FLU 運命の36時間(2013年・韓国)

FLU 運命の36時間

パニックムービーなので、よかったというのはアレですし、見事な映画に仕上がっている、というべきでしょうかね。主人公ジグ(チャン・ヒョク)、イネ(スエ)のコミカルな出会いから、物語の鍵を握るイネの娘ミル(パク・ミナ)へと繋がっていく流れがいいし、密航者によって持ち込まれた新型ウイルスが拡がっていくスピード感もいい。さまざまな場所で感染、発症していく人たちの細かなカットを丹念につないでいるので拡がり方に無理がない。時間の使い方が絶妙です。

抗体ができている密航者ただひとりの生き残りを保護してワクチンを作る、という解決策の前に立ちはだかるのは、弟の復讐に燃える兄、金と出世のためなら手段を選ばないレスキュー隊員、家畜のように監禁されて暴徒と化した民衆たち。人道を重視する大統領と、ウィルスの拡散を止めるには大量殺戮もやむを得ないと主張する側近が対立し、統制権を盾に制圧作戦をリードすべくアメリカが動く……ということで、物語の厚みも十分です。

俳優のなかではイネ役のスエがよかった。誰もが振り返る美女、というタイプではないですが、表情で泣かせる女優さんですね。ファンになりました。
で、検索してみると、WOWOWで2015年1月5日にスタートした連続ドラマ『野王』に出演しているじゃないですか……!この記事を書いている時点で17話まで終了しているので、追いかけてもなぁ、というところ。オンデマンドでも放映がないので、再放送を気長に待ちます。

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