【ちょっとレビュー】コールド・ウォー 香港警察二つの正義(2012年・香港)

今週(2月9日~13日)のWOWOWシネマ、21時台は「特集:香港サスペンスの世界」。昨夜は『コールド・ウォー 香港警察二つの正義』(副題、つくづくいらないと思う)をリアルタイムで視聴しました。

香港警察の次期長官の座を巡る対立ということで、『インファナル・アフェア』ほどのスケール感はありませんが、2012年の金像奨(香港版アカデミー賞)で作品賞ほか9部門を受賞した大ヒット作だけあって見どころは十分。近年の作品としてはかなり短い102分のなかに新しい映像がたっぷりと盛り込まれていました。

なかでも、横っ腹をぶつけて車が真っ二つに裂ける冒頭のクラッシュ・シーン、ハイウエイを逆走する銃撃戦、クライマックスの花火による砲撃に作り手の心意気を感じました。悪徳警官、仲間の裏切り、潜入捜査、猟奇的殺人、権力争い……と、警察が舞台の作品はどの切り口でもほぼ行き着いた感があり、この先は脚本よりも映像の新しさを競い続けるのかも知れませんね。
WOWOWでの再放送は、2015年3月24日(火)です。

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