【WOWOWオンデマンド】下町ロケット

【WOWOWオンデマンド】下町ロケット
WOWOWメンバーズオンデマンドで、連続ドラマW『下町ロケット』(全5話)を視聴しました。

(WOWOWオンラインより)かつて、宇宙ロケットの開発を担当していた佃航平(三上博史)は、ロケット打ち上げ失敗の責任から宇宙科学開発機構を辞め、今は下町の小さな町工場・つくだ製作所を経営していた。ある日、佃のもとに一通の訴状が届く。相手は容赦ない法廷戦略を駆使し、中小の町工場を叩き潰すナカシマ精機だ。つくだ製作所は主力製品が特許侵害で訴えられたことで次々と受注がなくなり、会社存亡の危機に立たされる。

一方、日本を代表する大企業・帝国重工では純国産ロケットの打ち上げプロジェクト「スターダスト計画」が記者発表されていた。順調に計画が進む中、プロジェクトの責任者・財前道生(渡部篤郎)のもとに、衝撃的な報告が入る。帝国重工が総力をあげて開発したエンジン部品の特許技術が、既につくだ製作所の特許として登録されていたのだ。その部品がなければ、ロケットは飛ばない。窮地に立たされた財前は、佃にその特許を20億円で譲ってほしいと申し出るのだが・・・

原作の『下町ロケット』(池井戸潤)は、2011年度上半期の直木賞受賞作。
池井戸潤の企業小説の魅力は、会社という組織における「とても嫌なヤツ」や「裏切り者」をしっかりと描くことで信頼する仲間との絆を際立たせていくところ。だから映像作品では、視聴者から嫌われる役どころを演じる俳優の技量が評価を大きく左右すると言えます。

下町ロケット_帝国重工
この作品で言えば、帝国重工の社員を演じる眞島秀和、野間口徹、升毅。そして写真では紹介していませんが、佃製作所を訴えるナカシマ精機の社員として登場する佐藤二朗、顧問弁護士の小木茂光。彼らの存在があるからこそ、帝国重工の若手技術者役の忍成修吾や、仲間であり味方を演じる松尾諭、光石研、小市慢太郎、 寺島しのぶといった面々を応援したくなる。
下町ロケット_佃製作所

もちろん、脇を固める役どころに演技力のある俳優を常にキャスティングできるのはWOWOWならではでしょう。民放のように視聴率という形で評価されることも、劇場公開作品のように興行収入が明らかになることもありませんが、映像と脚本のクオリティを含めて映画並のレベルにあるドラマを堪能すると、芸人やアイドルに枠を与える民放のドラマを見続けるのはなかなか難しいですね。

1カ月2,415円という料金はけっして安くはないですが、ビッグアーティストのライブ中継も多く、過去のドラマやドキュメンタリーがオンデマンドで視聴できるのも大きな魅力のひとつです(僕は2カ月先のラインアップを調べて加入と退会を繰り返しています)。
ちなみにこの『下町ロケット』は、2013年6月10日(月)から6月14日(金)まで、5日間連続で再放送されます。

『下町ロケット』で佃社長を演じた三上博史が主演する6月の連続ドラマW『震える牛』の放送直前ということで実施されるようですね。僕は甲斐バンドライブを観るために4月に加入。5月いっぱいで退会するつもりでいたのですが、『震える牛』ですか・・・。もう1カ月、継続することになりそうです。