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ミドルエイジのアキレス腱断裂治療日記【初日】

アキレス腱(1)

満を持しての復帰戦で「バッチン!」

4年ぶりにフットサルをしたら、3ゲーム目で右脚のアキレス腱が切れました。
3月からじっくりと、怪我をしないように身体を作ってきたんですけどね(泣)。
骨折ほど痛くはないのですが「バッチン!」とものすごい音がして、後ろから誰かに蹴られたのかと思ったほど。

自分ははじめての経験だったので驚きましたが、フットサルコートのマネージャーさんや他のプレイヤーの人たちはそういう場面に何度も遭遇しているらしく「蹴られたような感じで音が聴こえた」といえば、すぐに救急車を呼んでくれました。

で、搬送先の病院で診てもらったら「一部は残っているがアキレス腱断裂で間違いない」とのことで、ギブスを付けて包帯で固定。治療については手術をしない方法もあるが、縫い合わせた方がギブスを付けている期間は短くなると言われ、自宅から通うことができる総合病院の紹介状を書いてもらいました。ちなみに、年齢はまったく関係ないそうです。

タクシー代をケチったばかりに・・・・

大変だったのは、そこからでした。受付で会計を済ませてから寄った院内の薬局で、「通常なら最寄りの駅まで徒歩5分」と聞き、タクシー代をケチったのが間違いでした。フットサルで体力を消耗しているうえに、この日は夏のような陽気。慣れない松葉杖をついて川沿いを数百メートル進むと、全身から汗が吹き出してきました。

失敗した、と思っても時すでに遅く、人気のない道を歯を食いしばって歩き、駅についた時にはもうフラフラでした。腰を下ろそうにもベンチがないので壁にもたれて休むしかありません。松葉杖で両腕が塞がっているから改札機にICカードをタッチするのもひと苦労。エレベーターがない駅だったら、ホームにたどり着くこともできなかったでしょう。

アパートの階段を片足けんけんで

最大の難関は、タクシーに乗って帰り着いたアパートの階段でした。16段の鉄階段。あれこれと考えてみても、結局「片足けんけん」で上る以外にありません。ボストンバッグをタスキ掛けにして松葉杖の隙間に両腕を通し、手すりをつかんでジャンプ。左脚のアキレス腱も切れるのではないかという恐怖におののきながら、どうにか帰宅。
仕事のこと、食事のこと、考えると泣けてくるので、そのまま倒れこんで眠りました。

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