アキレス腱断裂から1カ月が経過し、ようやくリハビリがスタートしました。
僕の担当になった理学療法士は、同年代とおぼしき女性。物腰の柔らかな感じの方ですが、僕が手術を受けていないと知ると驚きを隠さず「縫合していない方を担当したのはずいぶん前にひとりだけ」。この1カ月、縫わなければ再断裂するとか、歩けなくなるとか言われ、プロテニスプレイヤーのダテさんが保存療法で復帰したということだけを支えに過ごしてきましたので、聞きたくなかった言葉です。
それにメニューの回数や時間、道具についての質問に対する答えが曖昧な点も気になりました。特に道具については自宅でリハビリを行うために不可欠なのですから、メーカーとおおよその価格、強度などを具体的に教えてくれてもよさそうなものですけどね。
ともあれ、これからは毎日自宅でリハビリをして、週に一度、リハビリセンターでチェックを受けることになりました。メニューは以下のとおり。参考までに書き留めておきます。
1.可動域の拡大
装具を外してマットに座り、足首を手前と奥にゆっくり動かして可動域を拡げていきます。初日の可動域はわずか10度。腫れ上がった足首に想像していたよりはるかに強い「つっぱり感」があり、改めて大怪我なのだと実感。フットサルはおろか、歩くことすらイメージできません。【10回×2セット】
2.チューブ
同じ動きを「セラバンド」で負荷をかけて行います。【10回×2セット】
3.タオルギャザー
水に濡らして絞ったタオルを床に拡げ、椅子に座った状態で足の指全体を伸縮させて手前に引き寄せていきます。【10回×2セット】
4.足裏でボール転がし
引き続き椅子に座った状態で、足の裏を使ってボールを転がします。つま先からかかとまで、軽く体重をかけて繰り返します。ネットショップを探してもリハビリセンターで使っていたビニールボールが見当たらなかったので、テニスボールで代用。これで十分でしょう。【3分間】
5.仰向けでキープ
装具を付けてマットに仰向けになり、膝を伸ばした状態で怪我をした方の脚を持ち上げて10秒キープ。【10回×2セット】
6.横に寝てキープ
今度は横向けに寝て10秒キープ。【10回×2セット】
7.うつ伏せでキープ
最後にうつ伏せに寝て、膝を直角に曲げて10秒キープ。【10回×2セット】
これを、次にリハビリセンターに行くまで毎日、朝と夜の2回行います。
足首の運動はお湯に浸かってやるといいと言われましたが、ウチの浴室には手すりがなく、体重の掛け方を間違えると浴槽がひっくり返る恐れがあるので、当分はシャワーで我慢しつつ続けるつもりです。
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