甲斐よしひろの60回目の誕生日を記念して2013年4月7日にTOKYO DOME CITY HALLで開催された「Rolling Birthday 60」の模様を、独占放送したWOWOWのキャプチャを使ってレポートします。VOl.1は前半の13曲です。
01.翼あるもの
「還暦」という意識が少しはあったのか、甲斐よしひろはワイン色のスーツに身を包んで登場。オープニングは「翼あるもの」。当然のごとくいきなり総立ち!
02.感触(タッチ)
03.きんぽうげ
「100万$ナイト」の印象が強く、これほどオープニングにふさわしい曲もない、と思っていますが、今回は3曲目。3人のギタリストの横並びのプレイはカッコイイですね。
04.ビューティフル・エネルギー
「次の曲を演ると、なぜか永遠が見えてくる。薬師寺の時も、青空の向こうに永遠が見える、という不思議な気持ちにとらわれた」と甲斐。2コーラス目の頭から松藤がボーカル。
05.テレフォン・ノイローゼ
これも最新のカヴァー・アルバム「ROCKS]バージョン。間奏時にはカメラ目線のサービスあり。個人的には、FINAL CONCERT “PARTY”に収録されているアコースティックバーションが一番好きです。
06.カーテン
暗転したステージにブルーライトが差し込む妖しい雰囲気。2コーラスを歌い終えると甲斐はステージの奥へ消え、田中とサポートメンバー・佐藤英二のギター共演。「ROCKS]には収録されていないのですが、2月のNHKホールでも演ってくれました。
07.東京の一夜
「いろんな年齢になってもどれだけリスクをおかしながらやっていくかということなんでしょうけど、僕はこの曲の時に、まぁ、若い時ですが、どれだけ自分のなかで犠牲を強い、そして・・・・・・痛みを知ってね。自分の血っていうのは(身体を)切らないと赤なのか青なのかわからないんで。そして、自分の真実を、正体を知った。そういう意味でも記念すべき曲になります」(甲斐よしひろ)
08.裏切りの街角
09.ナイト・ウェイブ
10.BLUE LETTER
11.青い瞳のステラ、1962年 夏(with上綱克彦)
ここからゲストコーナー。一人目は、レイニーウッドの上綱克彦。1986年の解散ツアーFINAL CONCERT “PARTY”にサポートメンバーとして参加していましたね。「こんなスペシャルな時だから、彼と演りたい」と紹介されて登場。柳ジョージ&レイニーウッドの名曲を、キレのいいピアノで聴かせてくれました。
12.破れたハートを売り物に(with押尾コータロー)
二人目は「一緒に演ってこんなに刺激を受けた、触発された相手はいない」という、押尾コータロー。昨年の暮れ、大阪の産経ホールの3デイズコンサートにゲストで招かれて、出演したら12曲も歌わされたことを明かし「12曲はゲストじゃない。共演かい」。「俺たち二人が揃うと、どれだけすごいことになるかってところだけど、今日はせっかくなんで松藤も入れてあげる」と続けて会場の笑いを誘う。今年の9月から、甲斐よしひろと一緒にツアーを行うことも発表されました。
13.特効薬(with土屋公平)
そして3人目はデビュー30周年を迎えた土屋公平。「長くやることじゃなくて、今をどうやっているかが大事。でも勇気ある30年は素晴らしい」と紹介。「彼と最初に会ったのは、ソロになったばかりの時、夜のヒットスタジオで『RAIN』を演った。それから、彼と演るのはいつも『RAIN』。だから『RAINおじさん』と呼ばれています」。『特効薬』、本当に久しぶりに聴きました。サポートメンバーの佐藤英二、松藤、田中一郎と横並びのプレイはテレビ越しでもシビレました。
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